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車窓を流れる風景のように消え去っていく日々。ささやかな暮らしの記憶をつなぎとめたくて、今日も言葉を綴ろう。

この前ご紹介した重富海岸の続きです。
ここは風光明媚で大人も癒される素敵な海辺なのですが、実はもうひとつの顔があるんです。
それは、大潮になると300メートルも潮が引き、広大な干潟が現れること。
干潟1
潮が引いた干潟にはたくさんの生き物が顔を出します。

2干潟
貝やゴカイなどは”海のお掃除屋さん”と呼ばれ、有機物を分解して、海を浄化してくれるのだそうです。

お掃除
これ、なんの写真だと思いますか?
実は貝がクラゲを食べているところなんです。
考えるとちょっと怖い感じなんですが、こうやって錦江湾はきれいに保たれているんですね。

干潟
大きな魚が入れない干潟では、魚の赤ちゃんたちが育ちます。
また、冬場になると、小さな貝たちを餌にする鳥たちが渡ってくるのだそうです。
干潟って海の浄化や生き物の生態系に欠かせないものなんですね。

DSCF2812_convert_20090823230217.jpg
干潟の大切さや海の生き物たちについて学べるのが、ここ「重富干潟小さな博物館」です。
前回ご紹介したカフェのお隣にあり、こちらも「NPO法人くすの木自然館」が運営しています。

カニさん

干潟4
ここでは専門のスタッフによるワークショップや、干潟の観察会などもやっています。
干潟についてのお話を聞いたあと、バケツを持って干潟に出て、それぞれが生き物を集めてきます。
それについてスタッフの方がいろいろと説明をしてくださるんですよ。
この内容をまとめて「夏休みの自由研究」にするのもOKです。


夏休みもあと、1週間。
夏休み最後の思い出作りにお子さんとお出かけになってみてはいかがですか?

★重富干潟小さな博物館★
電話:0995-55-5666
10時~16時
火曜休


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2009.08.23 / Top↑